2015 EALS TOKYO
  第4回東アジア法社会学会議

大会テーマ:東アジア諸国内・諸国間の亀裂を架橋する法の役割

期日:2015年8月4日〜6日 場所:早稲田大学早稲田キャンパス


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大会テーマ 組織委員会 プログラム 登録画面 報告・部会提案 FAQ

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 プログラム集公表!

 

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Preliminary Program Is Up!

Dear prospective participants of the 4th East Asian Legal Studies Conference (EALS 2015):

We are pleased to inform you that a preliminary program of the upcoming EALS 2015 is now available at URL below. We very much appreciate your patience.

http://www.sota.j.u-tokyo.ac.jp/EALS2015/EALS2015HP4.html

Please check this site periodically as we may have to make various adjustments.

In addition to the nine keynote speeches, there will be more than 50 sessions. Since the EALS 2015 is part of activities of the CRN33 on East Asian Law and Society of the Law and Society Association (LSA), we are pleased and honored to have the current President (Valerie Hans), the immediate past President (Carroll Seron), and a past President (Malcolm M. Feeley) of the LSA participate in this conference. We should also mention that Masayuki Suo, the director of the 2007 movie “I Still Didn’t Do It” will be interviewed at a session on August 6 about his experience as a member of the special committee on “Criminal Justice in a New Era” of the Justice Ministry of Japan in 2013 to 2014, which discussed, among other matters, video recording of interrogations.

Furthermore, we will adopt the Constitution of the Asian Law and Society Association (ALSA) at the business meeting on August 7. You are all requested to attend it. The first election of ALSA officers will be held in this fall on the basis of it. The EALS 2015 will become the last regional meeting of the CRN33, and the next regional meeting will be held in Sydney in 2016 as the first annual meeting of the ALSA. Details of the Sydney meeting will be announced there.

Please register as soon as possible if you have not yet done so. We guarantee that the EALS 2015 is going to be a very rich and satisfying event

We are looking forward to seeing you soon in Tokyo!

Best regards,

Setsuo Miyazawa
Chair, Organizing Committee of the EALS 2015
Aoyama Gakuin University and UC Hastings College of the Law

 大会テーマ

 

東アジア諸国内・諸国間の亀裂を架橋する法の役割

アジアはひとつではない.アジアの諸国は単一の価値体系を共有しているわけではない.アジアの諸国は多様な伝統や価値体系を産み出してきており,それらはお互いに調和している部分もあれば,鋭く対立している部分もある.それと同時にアジア諸国は,その内外において,社会変化を引き起こす同様な力に直面している点で類似の状況下にある.そしてアジア諸国は,富,権力,社会的地位,その他の要因における格差によって形成された大きな亀裂に見舞われ,それを架橋しなければならないという,類似の喫緊の課題に直面している.

そのような亀裂を架橋するための法制度に関する研究や,そのような法制度を支えている人々の役割に関する研究の成果を,東アジア地域の各地の研究者が共有したり,共同研究をしたりするための場を提供するという,極めて貴重でユニークな学際的フォーラムが「東アジア法社会学共同研究ネットワーク(CRN33 EALS)」に他ならない.その第4回学術大会となる2015年8月の東京大会において,我々は,東アジア各地の研究者のこのような研究の広範な成果を集約したいと考えている.我々が特に奨励したいのは,政治的,宗教的,文化的な差異と格差とが社会にもたらしている亀裂や格差を架橋し,また,正義へのアクセス,財政,医療,その他の社会資源の分配における亀裂と格差を架橋する上での,法の役割に焦点を合わせた研究である.我々は,また,地方と都市の格差,男性と女性の差別,若者と高齢者の差別,富める者と富まざる者の格差,社会的地位が高い者と低い者の格差,地元民と移住者の対立,企業と個人の対立など,社会の異なる集団の間の利害対立と格差,差別とを調整する上での法制度の役割についての研究成果が持ち寄られて議論されることを期待している.さらに言うまでもなく,その他この東アジアの研究者ネットワークの会員が関心をもつ様々な法政策的テーマの研究成果が一堂に会して比較検討されることを期待している.

さらに我々は,近時の懸案となっている東アジア諸国間の緊張と,東アジア諸国と他の地域の諸国との間の緊張とを緩和する努力や,それらの諸国間や地域間の平和的共存を促進する努力に関する研究成果が持ち寄られ討議されることを期待する.我々はとりわけ,多様な法専門職のメンバーやその他の関係者で,政策や立法の発展・展開と,政府の法政策プログラムの執行に携わっている担当者や,一国の内部および異なる国々の間での亀裂や対立に起因する紛争を解消しようとしている人々が果たしている役割に関する研究の成果の集約を求めている.これら上記の多様な研究に従事する研究者の積極的で忌憚のない意見交換ができることを祈念している.

そこで我々は,本会議のこの全体テーマに関して9名の研究者・実務家を基調講演者として招聘する.我々は,また,このテーマに深く関連する全体会を構成することのできる個人報告と部会の提案も求めている.さらに,もちろん,すべての法社会学的トピックに関する部会提案と個人報告提案とを,大いに歓迎する.我々は,部会提案と個人報告申込の公募を,2015年2月から実施するので,多数の応募を期待したい.